2010年05月07日

私のサボテン栽培環境

IMGP0344.JPGIMGP0345.JPG

標準型水槽を横倒しにし、開口部に2mm厚のビニールシートを上面だけ防水テープで止めて、蓋をしたもの。たったこれだけ。
ガラス張りの水槽って高いんじゃ!?ってイメージがあるかもしれないが、決してそんなことは無いです。これなんかどうでしょう。

時期や為替レート、原料価格により変動しますが、1つ1500円で2つ目は990円で買ってしまいました。また、本来の用途と違って柱などにぶつけて角が欠けて使えなくなった水槽も転用できます。


注意点は、蓋はできるだけ、強めの風にはパタパタと音を立てて開いたり、閉じたりするよう心がけること。


これだけ。あとは、サボテン栽培にて一般的に言われている水やりと、日照を満たせればよいのです。これだけで、大部分のサボテンは、軒下出しっぱなしに比べて見違えるように変わります。

画像には、ファンが写っていますが、これは上記条件を満たせなかった為取り付けたものです。条件が、ファジィ過ぎるという方に加減を見極める点を言うと、


日中土中や植物から蒸散した水分が、朝方に水槽上面に水滴となることがありますが、これが1日以内に蒸発して無くなること


です。
いつまでも、水分が残っているようだと密閉しすぎで急激な温度上昇による障害や、残った水が土中に還元されて根腐れを招きます。

では、加減良く蓋をバタつかせるにはどうすれば良いか?
それは、


蓋をするビニールシートの丈の長さを調節すること。
短くしすぎて、風によって内側に折れ込まないようにすること。
水槽全体を開口部側に僅かに傾斜させること。(+2度程度目安)



長さや傾斜で隙間の開く度合いが異なり、それにより自然風によるバタつきが得られます。これにより、


緩やかな温度変化と適度な水分蒸散効果が得られます。


なお、その他の管理方法ですが、

日光の強い時期は、新聞紙をガラス外面に張って遮光と、ビニールシートを捲り上げて完全通風。

冬季は日が落ちたらなるべく早めに毛布などの断熱材で包むか、室内に移動する。

これを遵守すること。もっともこれは、一般的に言われている管理方法と共通でもあるので、この方法特有のものではありません。


開口部の下部1.5cmくらいを防水テープを使って堤防を造り、底面に使い古した赤玉土小粒を敷き詰め、その上に鉢を置き、水遣り時に底面の赤玉土がひたひたになるくらいに水を注入し、各鉢には底面吸水という工夫をすることもできます。

IMGP0350.JPG
Astrophytum myriostigma v. nudum
和名は、紅葉碧瑠璃鸞鳳玉。冬〜初夏に入るこの時期まで、この色合いを維持しています。(通常は、稜だけ紅葉)

サボテンを元気良く育てたいけど、大型フレームを作るスペースが無かったり、フレーム作成の手間が面倒という方、熟読し充分理解の上、ご自分の全責任において試してみてください。

また、サボテンの確実な生育を約束するものでは、ありません。あしからず。
posted by フォル at 21:46| Comment(2) | TrackBack(0) | サボテンの栽培環境
この記事へのコメント
お〜これは!
参考になります!
なるほど、良い手ですねぇ。
これ、アクリル水槽でも行けますよね?
ただやはり心配なのは真夏の温度上昇。
サボテンだからある程度は耐えるとしても…どんなもんでしょ?
そして冬は…やっぱり暖房が欲しいですなぁ…。
Posted by かめむし at 2010年05月08日 07:16
>かめむしさん

アクリル水槽でもいけますよ〜。ただ、天日に晒されることになるので、耐久性から考えるとガラスと違って、数年で細かいヒビが入ってくるんじゃないかと思います。

それと、今時期から盛夏は、暑いのと昼夜の温度差が好きな強刺類などの水槽以外のビニールシートは、昼夜とも捲り上げて天板の上に置いておきます。ビニールにスモークが入っていると、遮光の寒冷紗代わりにもなって、一石二鳥ですよ。

冬は、加温よりもまず保温なので、やはり屋内に引き上げるか毛布などで包むですね。冬眠中にヘタに加温すると、逆に腐れますよ。でも、うちでは正月に無加温で花が咲く、気が早いのもいるんですよねぇw
Posted by フォル at 2010年05月08日 19:50
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