2010年06月16日

Pelargonium cv. 'Kouzan Nishiki'

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五色葉の古典ゼラニウム『光山錦』。江戸時代の日本で作出される。

江戸時代に日本に輸入された、原種ペラルゴニウムから作出された園芸種です。五色葉の名が示すように覆輪斑に、紅色の蛇目輪が入った品種です。特に冬季が近づくと、覆輪斑が紅葉し最高の色具合になります。外縁覆輪斑なので、種子が出来ても遺伝することは無いので、これは江戸時代からの栄養繁殖ということになります。

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古典ゼラニウムは、一般的に販売されているゼラニウムとは異なり、種を保存されている方も少ないので、一般的にお値段が張る代物だったのですが、この光山錦のように最近大量生産されてホムセンで手に入るようになってきたのは、とても嬉しいですね。
この子も一昔前は、4000円近くしてたのに、今は300円でしたよ。とある業者が、戦国武将の名前を付けて売り出してます。武将名は、正宗です。

古典ゼラニウム、平成21年夏の大熱波で被害を受けており、私の問い合わせた先(上記とは異なる業者)では、何品種か絶種したそうです。もっとも、毛細根を枯らさぬように毎日水やることなどと、平気でカタログに書いてる業者なので当然の結果なのですが、国立歴史民族博物館に展示されたことすらある江戸時代の伝統文化の一つなのに、実に嘆かわしいことです。
posted by フォル at 21:37| Comment(4) | TrackBack(0) | その他の多肉植物