2010年05月15日

水槽の中は、花盛り

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左:Pelecyphora aselliformis 和名:精巧丸
右:Sulcorebutia rauschii 和名:ラウシー、黒麗丸など


平年であれば、初夏の気候のはずの日本ですが、毎晩冷える日が続きますね。水槽の中は、日中30℃後半で夜間は15℃前後(関東南部です)と、原生地なみの程よい気温変化のせいで、サボたちが気合入っちゃって例年になく花が楽しめています。今年の梅雨がちょっと心配ですが、どのくらい気合が入っているかというと、

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Rebutia marsoneri 和名:金簪丸(きんさんまる)

この子なんか、1月から途絶えることなく咲き続きまくっています。サボテンは、死に際に花を狂い咲かせるらしいですが、この子は大丈夫ですよ。しっかり本体にハリがあります。肌色が黄緑色なのは、この時期でも直射日光を当てているからです。1年間かけて、入手当初の弱光多湿環境から、強光通風環境につくりこみましたよ。

この方が成長は遅いですが、環境ストレス耐性が高くなると僕は実感しています。しかし、こんなにお花咲かせたら、土中のリンは足りているのかな・・・あとで、蝙蝠の糞(バットグアノ)でもやっておきましょう。
あ、蝙蝠の糞は化成肥料より若干お値段高いですが、とても良いですよ。リン分の殆どが、く溶性リン酸なので、肥料過多に弱いサボでも濃度障害を起こさないです。ニオイもありません。

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左:Strombocactus disciformis 和名:菊水
右:Mammillaria cv. 'Pink Nympf' 和名:ピンクニンフ


南米、北米種とも同じ水槽の中で特に問題なく育っていますね。特別、強い光と暑いのが好きな強刺類だけ、別水槽で密閉率を高くしています(完全密閉ではありません)が、午前〜夕方まで比較的長めの連続した日照があれば、ゴキゲンなようです。ホント、手がかからなくなって良かったよぉ〜。
posted by フォル at 21:25| Comment(4) | TrackBack(0) | サボテン

2010年05月12日

(再掲)私のサボテン実生環境

5月半ばに入り、気温もサボテンの実生に丁度良い頃合となり、播種も大詰めを迎えている頃かと思います。
前回、私のサボテン栽培環境を掲載したところ、コメント欄に書き込みこそは殆どありませんが、アクセス数の多さと他の通信手段での反響は大きいものがありました。

そこで、今回は私の実生環境を再度掲載したいと思います。
サボテンの実生は、用土の準備、腰水と蓋の出来る環境の準備となかなか最初は手間がかかるものです。
出版されている文献にも

浅い鉢に、殺菌消毒した目の細かい実生用土を入れ、鉢受けに水を溜めてガラス板で蓋をする。

などと、非常に手間のかかりそうな方法が、図解入りで解説されている状態です。もっと、手軽な実生方法は無いのか?と皆さん食品のプラスチックのトレーなどを加工したりと、苦労の後がうかがえます。

そこで、何か良いものは無いか?と考え、これならいけるのでは、と自身で1年間実践してみたところ、上手くかつ手軽に行うことが出来ましたので、紹介します。まずは用土の準備ですが、これはホームセンターで売っている芝の目土が最適です。

ただし、芝の目土でも肥料配合済みのものは避け、微粒の赤玉土のみの無肥料のものをお勧めします。
袋に書かれている配合表を良く確認されてから、入手してください。

次に容器の準備ですが、この容器が100円ショップで売っているところがあります。(写真のは、ダイソーで売られていたものです。)

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この容器は、本来は電子レンジで蒸し物が出来るという、容器です。構造は、2重になっていて内側の容器(オレンジ)には細いスリットが入っている単純な構造ですが、このスリットのおかげで外側の容器に少量の水を入れてから内側の容器をセットすると簡単に腰水ができます。

しかも、耐熱容器なのでお湯を入れて、土中の殺虫殺菌⇒冷めたらそのまま蒔くこともできます。ご家庭の事情もあるかとは思いますが、用土全体を湿らせてから電子レンジに2分ほど入れて、加熱殺菌もできます。

もともと蓋が付いている容器なので、蓋をすることによりサボテンの発芽に必要な高湿度を保つこともできますし、発芽が始まって大体の芽が出揃ったところで、通気をするにも蓋をずらすか、思い切って開けっ放しにするだけです。

形状も四角なので、スペースも有効に使えて、お値段は1個100円です。この容器一つで、比較的種の大きい兜類で間隔広めで50粒、ばら蒔きで120粒程度は蒔けると思います。

なお、スチールラック等で置き場所を整理される方は、丁度幅60cm×奥35cmのラック1段で、容器6個を余裕を持って置ける大きさです。

さらに同じ100円ショップの園芸コーナーで売っている

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のような、容器に水を入れて押すとノズルの先から出てくる注水ボトルを1つ買っておくと、腰水の継ぎ足しにいちいち内側の容器を持ち上げて注がなくても、画像のように継ぎ足せます。

良く紹介されている実生方法は、発芽後腰水を止めるのですが、実生数ヶ月〜1年はもともと水分を多めに与えるので、容器の底に2,3mm程度の水が溜ったりなくなったりしている程度であれば、生育に問題はありませんでした。

無肥料用土での実生後、サボテン用土に植え替える人は、容器の使用はそれで終わりですが、私のように面倒臭がりの人は追肥をすることも出来ます。

やり方は、内側の容器をそっと持ち上げて外した後、マグアンプKの小粒などの細かい緩行性肥料を、ひとつまみ外側容器に入れてから内側容器を戻すだけです。この容器の水分吸い上げは、思ったより良好で、腰水が無くなるまで綺麗に吸い上げてくれます。

数ヶ月経って、苗が安定してきたら、先に紹介した水槽環境で新聞紙遮光でビニール全開放の環境で10月中旬まで育成後、底面吸水と新聞紙遮光を中止して、霧吹き吸水とパタパタ換気で越冬することができました(関東南部での実績です。以北の方は、保温越冬策を別途考えてください。)

長々と書いてしまいましたが、用土と容器が揃ってしまえば割と手軽に手順を踏むことが出来るのではないでしょうか?
最後に、毎度の事ですが良く文章を読んでいただいた上で、完全自己責任でお願いします。

また、確実なサボテンの実生・生育をお約束するものでは、ありません。あしからず。
posted by フォル at 21:30| Comment(4) | TrackBack(0) | サボテンの栽培環境

2010年05月11日

Gymnocalycium sp. f. variegata

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詳細不明の班入り。

連日サボテンの記事で、いささか食傷気味ですが、続きます。(笑)
ギムノカリキウムの何と言う名なのか、全くもって不明の斑入りな子です。ここまで濃淡がはっきりしている斑入りじゃなかったら、ここまで大きくなるまで保存されている確率は少なかったでしょうね。どのくらいデカイかというと、こんなです。

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徒長して上に伸びたのでは無いですよ。この子が大きくなれる直径の限界に達しているので、エキノプシス属の古株のように上に伸びだしたのです。植えてある鉢が、5号鉢なのでおおよその直径は11cmくらい、高さは写真だと見下ろしていますが、軽く15cmは超えている大株です。仔を積極的に吹くタイプじゃなさそうですね。
大事にしていきたいですね。
posted by フォル at 20:05| Comment(2) | TrackBack(0) | サボテン

2010年05月10日

Lophophora diffusa

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アメリカ・テキサス州南部〜メキシコ原産。和名は、翠冠玉、ディフューサなど。

ついに出てきましたね。お餅のような肌ざわりのロホホラ。柔らかくて、ぷにぷにしているので、この子の様子を見た時は必ずと言って良いほど、触れています。この子は、かなりの扁平球であまり高さが無いので、ほんと鏡餅の土台ですね。

そんな親木を尻目に、仔がむくむくと下から出てきて大きくなってきているので、段々親が持ち上げられて土から抜けてくるという面白いことになってますねぇ。仔の大きさも5cmを越しているので、そろそろ切り離さないとダメかな。

ロホホラの仔は、エキノプシスみたいに手で取れるわけではなく、刃物でゴリゴリやらないとダメなので、手術後の切り口を消毒乾燥して、仔は根出しもしないとダメなので一苦労なのですよね。時期も良い頃だし、天気の良い休みの日に分離しましょうかね。
誰か、仔要ります?(^^;

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2010年05月09日

Astrophytum myriostigma v. strongilogonum cv. 'SHIMADA'

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メキシコ・タマウリパス州原産。和名は、島田ストロンギロゴヌム。

未だに、基本種の鸞鳳玉と、その変種のストロンギロゴヌムの違いが見分けられないフォルです。何でもストロンギロゴヌムは、表面の白点が密に付くとのことですが、何せ全体の形は同じだし、どれくらい密なら良いのか分からないので、死ぬまで札を信じるしかないようですね。

この島田ストロンギロゴヌムは、うちにいる鸞鳳玉類で最も大きく、直径は約20cmほど。6号鉢の淵に体が乗っかってしまっているので、植え替えてあげないといけませんね。ここから先は、直径よりも高さが伸びるようです。ぶっとい柱のようになっちゃうんでしょうかねぇ?

さわり心地は、柔らかそうなイメージがありますが、パンパンで固く締まっており、表面の白点が目の荒いヤスリのような感じです。好みは分かれると思いますが、僕はすりすりするのが結構好きです
。あんまりやりすぎて、白点を削らないようにしないとね〜。(笑
posted by フォル at 20:36| Comment(2) | TrackBack(0) | サボテン